絵本とおうたのベビーマッサージルームひめ風堂 こまつあさこです。
『いいこってどんなこ?』
こんなタイトルの絵本があります。
有名な1冊なので、ご存じの方もいるかもしれません。
うさぎの坊やがお母さんにいい子はどんな子か尋ねます。。
~絶対泣かない子がいい子なの?
~いい子って、強い子や怖がらない子のこと?
~怒っているぼくなんて嫌い?
…などなど。
もし、わが子に聞かれたら、あなたなら、なんて答えますか?
さて、ベビーマッサージに初めて参加する時、どんな心持ちでしたか?
「「先生の言うとおり」、「先生の見本どおり」にして覚えて帰るんだ!」」とか
「泣いたり騒いだりして迷惑かけたらどうしよう…」とか
「途中で寝ちゃったらもったいなぁ」とか
そんな風に思ってこられた方もなかにはいると思います。
でも…、ベビーマッサージってね。
オトナの思うような展開にならないことが多いです。
オトナが満足するようなベビーマッサージ。
想像してみるとどうでしょう?
ベビーマッサージを始める直前、毎回毎回おんなじお願いごとを言ってますね。
ご参加くださっている方には耳にタコだったかもしれません。
『「赤ちゃんのペース」で』
いいこってどんなこ?
ベビーマッサージさせてくれる子?
ちなみに。
わたしがこの絵本をベビマのクラスで読むとき、
その場にいるママさんの顔触れを見て、そこにいるみんなが「だいじょうぶだ」と判断した時にだけ読みます。
このうさぎのお母さんのようになれずに落ち込んでしまっている日常もあると思うんですよね。
そう…、必要以上にママが責められたように感じることを望まないから。
絵本でママにエールを送りたい…。